第27回上原青年会芸能発表会
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11月17日

■ちょっと西表島に行ってきた。

目的は表題の『芸能発表会』を観に行くこと。

『芸能発表会』とは、毎年この時期に島の青年たちが伝統芸能を披露する催し。

西表島に住んでいた頃は自分が演者側だったのだけれど、島での生活の中でも、想い入れの強い行事だったので、突発的に行きたくなってしまった。

そんなわけで、いざ西表島へ!



■一応仕事をしている身なので、そうそう連休なんてとれない。

取得休暇は1日半。

一泊の強行スケジュール。

まぁ、目的は芸能発表会を観るだけなのだから出来なくはない、ハズ。

もっとも当時は幾千の観光客と観光地を巡ってきたのだから、今さら観光地を訪れるつもりもない。



■暫定スケジュール

11月17日
6:25羽田発 那覇経由 石垣島行き

同日
『芸能発表会』
19:00時開演


11月18日
早朝西表島発

石垣空港→那覇空港着 9:00頃
羽田空港 11:00時着
三島駅 13:00時着
職場 13:30着

そしてお仕事。




■当日の飛行機が6:25発という早朝なので、前日の夜に東京入りすることにした。

浜松町駅のネットカフェに前泊。

浜松町のネットカフェ
ネットと漫画を堪能して、リクライニングシートでゆったりと就寝。



■朝5:00発のモノレールに搭乗。

モノレールで羽田へ
寝足りないので、少し眠い。



■問題なく飛行機に搭乗。

持ち物のハサミを没収されるというプチハプニング勃発。

機体はあっという間に雲の上。

本土上空
■まずは那覇へ。

沖縄上空
■そして石垣島へ。

八重山上空
■エメラルドグリーンの海。

石垣島上空
■サンゴのリーフがよく見える。





離島桟橋
■石垣島の港に到着。

残念ながらややぼやけた空模様。

日差しだけがやたら強い。


あちこーこーのてんぷら
■西表島行きの船が出るまでの待ち時間。

八重山名物のてんぷらを食べる。

あちこうこう(熱々)の美味しい味。


安栄観光の高速船
石垣島の離島桟橋より西表島へ。

40ノットを誇る安栄観光の高速船。

西表島まで約40分。


中野海岸
■西表島に到着。

風も無く澄んだ海。

気温28℃。

体感気温は30℃以上、、、。



■芸能発表会の開演は19:00時。

馴染みの人たちと会って話してのんびりと待つ。



■『第27回上原青年会芸能発表会』プログラム

1.座開き

2.会長挨拶

3.デンサー節

4.鳩間節

5.来賓挨拶

6.満月太鼓ばやし

7.棒術

8.OB

9.OB挨拶

10.裸

11.エイサー

12.毛遊び(繁昌節、アブジャーマ、桃里節、マミドーマ)




■会場は毎年、上原の多目的ホールで行われる。

広さはだいたいバスケットコート1面分ぐらい。

そんなに広くはないのだけれど、これくらいが丁度いい広さなのような気もする。

会場は毎年満員御礼、もちろん今年も例に漏れていない。




ばしんとぅいの優雅な舞い
■まずは『座開き』。

男衆の扇子の優雅な舞が披露される。

八重山の座開きと言えば『鷲の鳥(ばしんとぅい)』

親鳥がタマゴを産んで雛を孵し大空へ飛び立つ様を2本の扇子で巧みに表現する舞い。


大好きなデンサー節
■必ず行う『デンサー節』。

女性の舞。

色々な教訓を謳った内容なのだけれど、これは舞いのみ。

『三板(サンバ)』と呼ばれる、カスタネットに似た楽器を両手に持って舞う。

ゆったりとした舞いの中で、三板の音が耳に心地よい。



喜び溢れる鳩間節
■『鳩間節』

確か1年おきに披露されていると思う。

西表島のすぐ北側に人口50人程度の鳩間島という小さな島がある。

その鳩間島の高台から周囲の情景を詠った内容。



心躍る太鼓のリズム
■『満月太鼓ばやし』

本当は写真の枠外に1人ずつ、計5人いるのだけれど、自分が座っている位置的にうまく撮れなかった。

中央の締め太鼓と両脇の大太鼓を振り付きで叩きまくる。

沖縄本島の芸能らしく、詳しくはよくわからない。

叩くリズムは徐々に速くなっていくという業が光る。


棒術その1
■『棒術』

前年度は直前で中止となった苦い記憶がある。

内容は3種類の競り合いから成っている。

まずは『刀』vs『櫂(カイ)』。

冷静に考えると、『櫂』側にとっては理不尽な戦いだと思う。


棒術その2
■それなりにスピード感のある動きで繰り広げられる演舞。

櫂の払いをジャンプでかわす刀。

ちなみに刀の演者は女性。


棒術その3
■続いて『傘』vs『薙刀(なぎなた)』。

さらに理不尽さが増しているようにも感じる戦い。

やたらとデカイ薙刀の刃が印象的。


棒術その4
■基本的に決着はつかない。

演舞なのだから当然といえば当然。

演舞中は常に太鼓のBGMが会場を盛り上げる。


棒術その5
■最後に演目通りの『棒』vs『棒』。

初めての公平な戦い。

もっともスピード感のある動きを見せる2人。


棒術その6
■確か、速く魅せる技術は動きをピタリと止めることだと彼が言ってた気がする。

空手等の経験者なだけに、動きにキレがあって惹き込まれる。


OBのみなさんも歌を披露
毎回裏で演奏を担当してくれているOBのみなさん。

今回はステージ上で演奏を披露してくれました。


裸企画のはじまり〜
■毎年必ずあるお笑い企画。

上原青年会の芸能発表会ならではの催し。


微妙な流れ
■基本的に内容はしょーもない。

発表会の箸休め的な存在でもある。


でもそんなの関係ねえ!
■今年の流行を彷彿とさせる内容。

ラララ・ライ!ラララ・ライ!
■もう何でもアリ。





悠然と舞い踊るエイサー
■芸能発表会のテンションを一気に引き上げる『エイサー』。

抜群にカッコいい。

今年は大太鼓2人、締め太鼓2人、パーランク2人の計6人。


私もエイサー踊りたい!
■エイサーの恰好よさが伝えられないのが悔やまれる。

自分の写真の腕の無さが恨めしい。

この演目を初めて観たときに、絶対に自分でやりたいと思った記憶がある。


嬉しさ満開の繁昌節
■最後に『毛遊び(むーあしび)』

上の写真はその中で舞われた『繁昌節』。

昔、沖縄の男女は1日の仕事が終わると、毎夜のこと野や浜に集まっては歌って踊って楽しんだらしく、その行為が『毛遊び』と呼ばれていたそうです。

調べてみると、『毛』とは『野原』を意味しているらしい。

ステージを囲むように皆が酒を飲みながら手拍子で盛り上げる。



毛遊びの中でも大人気のアブジャーマ
■続いて『アブジャーマ』。

アブジャーマというスケベなオジィのストーリーで、

浮気→発覚→修羅場→仲直り

という流れ。

内容がわかっていても、毎年爆笑必死の見世物の一つ。


コミカルな動きで観客を笑わすアブジャーマ
■スケベなオジィ、アブジャーマの登場。


娘役は男性
■酒を飲むオジィ。

そこへ若い娘(写真左側)が登場。

娘役は男性が担当。


娘さん、一緒にどうだい?
■年甲斐も無くナンパを始めるオジィ。


楽しいのぅ
■最初は嫌がりつつも、結局は誘いに乗ってオジィに酒をつぐ娘。


オバァの登場にザワつく会場
■そこへオバァ(オジィの妻)登場。


わかっていてもついつい笑ってしまう
■旦那と若い娘との逢引き現場を発見するオバァ。


修羅場に会場が盛り上がる
■娘をオジィから引きはがすオバァ。


アクション要素も満載
■さらにオジィに掴みかかるオバァ。


うりゃー、背負い投げ!
■見事な背負い投げをきめるオバァ。


仲直り
■でも最後は仲良く腕を組んで退場。

大筋の流れは同じなのだけれど、毎回表現が変わっている。

去年はオジィが棒で散々叩かれた上に舞台から蹴り落とされていた記憶がある。


桃里節
■今回初めてみた『桃里節』。

花の美しさよりも島の女性の美しさを称える内容となっている。




マミドーマ・鎌
■仕事の様子をコミカルに踊る『マミドーマ』。

まずは鎌(カマ)。


マミドーマ・鍬
■そして鍬(クワ)。


マミドーマ・ヘラ
■最後にヘラ。



お約束のカチャーシー
■お祭りや結婚式等、祭典のシメは必ずカチャーシーで終わる。


やれ踊れ、それ踊れ。
■観客、子供も総員入り乱れる会場。


とにかく楽しいカチャーシー
■もう何がなにやら、、、。


最後はキッチリと・・・。
■最後はキッチリ壇上にて。


ありがとうございました!
■深々と頭を下げる青年会の皆さん。


閉幕
■名残惜しくも、幕がおりる。

このあと青年会のみんなは会場の入り口に走って、来場してくれた島の人たちを見送ってくれる。





ぶがりなおしは泡盛三昧
■終了後の『ぶがりなおし』(←打ち上げのこと)に誘われるまま図々しくも参加。

異様なテンションで盛り上がる会場。

私が撤収したのは午前3時。

実際に何時までやってたのかは謎。






上原港の朝
■一晩明けて、朝。

白くぼやけた空と凪の海。

この日は午後から荒れる予報、、、。


上原港付近の海
■こんな天気でも澄み切った西表島の海。

後ろ髪を引かれる想い。


なんといっても今日はこれから仕事がある、、、。



上原港から石垣島へ
■島の海に別れを告げて上原の港を出発。

この時期、欠航しやすい上原港を利用できたのは運がいい。




■同日11時。

那覇空港で待ちぼうけ。

早くも計画が頓挫。


結局職場に着いたのは17時40分。

既に誰もいない職場で、明日に備えて謝罪の言葉を考えるひととき。

ゆったりとした島時間を無駄に速く駆け抜けた1日。






■最後に

島の人に「いつかまた一緒にここで住みましょう」と言われたことが嬉しかったー。

酒の席だったけど、、、。




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